
LINEの暗証番号設定義務化について思うこと
LINEが22日から4桁のPINコード「暗証番号」を義務化することになりましたね。
LINEの乗っ取り事件が多発していて気になったけど、ようやく対応に乗り出したと言う感じは強いです。
ですが、もっと強く思うことがあります。
わたくしめはLINEはスマホにももちろんですが、仕事場PC、自宅PCにもwindows版をインストールしてあります。
どちらかでログインするとどちらかが強制ログアウトする。
例えば仕事場でログインして、パソコンの電源を落として自宅に帰る。自宅のPCを起動するとLINEが自動ログイン設定にしてあるにも関わらずログアウトされている。といった具合。
これが本当に煩わしくて仕方ありませんでした。
同時に、この煩わしさは新鮮だ・・・とも思っていました。
この新鮮さはなんだ?と考察してみると、今までに似たようなソフトでこんな事が無かったと言う事になります。
速く言えばMSNメッセンジャー(現在はスカイプ)も同時に使っているのですが、同時ログインはわかります。同時に起動したPCで同アカウントのログインがあった場合、これは強制ログアウトされるのは十分わかります。
これとは種類が違うのがLINEです。
何もログアウトしなくても、仕事場から帰宅して自宅PCを立ち上げた時にLINEからアラートで、「何日の何時何分に別の場所でもログインがありましたよー」とだけ教えてくれればよいだけで、何もログアウトしちゃうことは無いと思います。
さて、今回の本題です。(前置き長っ!)
さてさて、上記を踏まえてLINEのPINコード義務化について思うこと。
まずPINコードってなんでしょう?
ズバリ、PINコードとはもうひとつのパスワードの事です。4桁の数字になります。
ユーザーID、パスワード、そしてPINコードの設定が9/22より必須になります。
純粋にパスワードがもうひとつ必要になる、という考えで間違いありません。
しかし、スカイプにそんなものありません。オンラインバンクでもIDとパスワードだけです。
しかし乗っ取られるというのは稀ですし、オンラインバンクに関してはサーバーをハッキングされ会員情報を抜かれた、なんて聴いた事ありません。
これは単純に
LINEのセキュリティ技術が低い、というのが結論だと思います!
そもそも同時ログインによる強制ログアウトの仕様自体がチグハグなのがおかしい。ユーザーに不便を掛けるだけで意味がないですよね。
そして今回のPINコードも意味が無い。パスワードをもう一つユーザーに設定させるわけですが、結局IDとパスワードを盗まれるユルユルセキュリティだからまたもやユーザーに負担を掛ける訳ですが、
PINコードも同じく盗まれること請け合いじゃないでしょうか?
と言うこと。

↑ 「セキュリティ強化にご協力ください」
ではありませんよ・・・・、散々儲けてて、さらに技術不足をユーザーに負担させるとか、こんなことやっていたら、いつまでたってもLINEの技術力があがらないでしょう。発想の方向が違っています。
LINEのやる事は何かまどろっこしさを感じざるを得ません。
根本の解決が出来ていないでダメループしているように思えるのです。